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大阪小児科医会セミナー

第1回大阪小児科医会セミナーに参加しました。
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一般演題では銀杏中毒の発表がありました。

子どもに銀杏を食べさせてはいけませんよ。けいれんを起こすことがあります。

注意しましょう。

また、子どもの事故予防の話しでは、室内犬が危ないという話しが印象的でした。

指やおちんちんを咬まれる事故がよくあるそうです。

特に、ミニチュアダックスフント、チワワ、ジャックラッセルテリアは

アグレッシブで危険だそうです。小さいから大丈夫と思っていては危険です。

注意しましょう。

日本はどうも危険なことに対する認識が低いようです。

子どものシートベルトやチャイルドシートの着用率もかなり低いです。

60%くらいみたいです。オーストラリアは98%です。

私も、後部座席でベルトやシートなしで窓から外を見ている子どもや、

助手席にベルトやチャイルドシートなしで座ってる子どもを見かけます。

恐ろしいことです。交通事故に遭えば車外に放り出される危険もあります。

みんな、私は事故を起こさないから大丈夫と思っているようです。

大間違いです。いつでも、どこでも、どんなスピードでも、交通事故は

起こる可能性があります。感染症もそうです。自分の子どもは水痘や

おたふくかぜや、HPV(子宮頸癌の原因ウイルス)や、B型肝炎に感染しないと思ってるのですか?

子ども達に必ずシートベルトやチャイルドシートを着用したげて下さい。

予防接種で予防できる病気には必ず予防接種を受けさせてあげて下さい。

子ども達にシートベルトやチャイルドシートを使用しない、適切な時期に

決められた予防接種をしない、、、これらは一種の虐待行為です。

毎年、パチンコ屋の駐車場で車の中に置き去りにされた乳幼児が熱中症で死亡、

という事故(事件と言うべきか)が報道されます。

ニューヨークでは、車の中に子どもを置いたままほんの少しでも車を離れると、

回りの人が、あんただめよ!車の中に子どもを置いて離れたら!って言うそうです。

また、子どもだけで留守番させて、火事になって子どもが死亡というニュースも聞きます。

なんでそんな幼い子ども達だけで家にいるのか不思議でしたが、これも日本の

事故に対する社会の認識が甘いせいです。子どもだけで留守番させたりしてはいけません。

これも一種の虐待です。虐待と認識しないまま虐待を行っているのですよ。


帰りに少し御堂筋をブラブラ歩きました。銀杏の木がたくさんありました。
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by yagiiin | 2014-05-11 21:27 | 八木医院


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