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インフルエンザ早くも流行か!!

早くもインフルエンザの患者さんが来ました。
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東京や広島ではすでに学級閉鎖をしているところもあります。広島ではA(H1N1)pdm09

という型が流行しているようです。A(H1N1)pdm09というのは2009年に問題となった

いわゆる新型インフルエンザです。

去年の流行の中心はH3N2の香港型でしたが、今年は新型が流行しそうです。

予防接種も早めに接種した方がよさそうです。

by yagiiin | 2017-09-29 22:28 | 八木医院

第27回日本外来小児科学会年次集会

三重県津市で開催された第27回日本外来小児科学会年次集会に行きました。
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先生はこの学会の代議員をしているので、前日の代議員会から参加しました。
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会場の三重県総合文化センターは複雑な構造でかなり広く、移動が大変でした。
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土曜日は、「外傷と熱傷の湿潤療法」のセミナーに講師、ファシリテーターとして

講演したり、処置の体験をサポートしたりしました。人形を使ったり、お互いに処置をし合ったり

する、講義+実習形式のセミナーでした。多くの医師や看護師が参加しました。
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「湿潤療法」というのは、消毒薬を使わず水道水で洗う、ガーゼを使わず傷に

くっつかない創傷被覆材で創面を覆う、そうして、やけど(熱傷)や傷を乾燥させずに治す

治療のことで、従来の消毒してガーゼをあてるという治療に比べ、痛みが

少なく傷痕や熱傷の痕もきれいに治る新しい治療法です。

なぜ小児科医が熱傷の治療をするのかというと、普段通い慣れてる

よく知っている先生の方が保護者も子どもも安心するし、熱傷は受傷して

しばらくは連日の通院が必要で、近くの小児科医院が通いやすいし、日々の診療で

ケガや誤飲などの事故や熱傷についての予防をお話できるし、やけど

をさせてしまった保護者の心の傷も治す事ができるからです。

すり傷や熱傷は消毒してはいけません。水道水でよく洗って、傷のくっつかない

創傷被覆材を貼ります。バンドエイドキズパワーパッドを使ってもいいですが、

あまり貼りっぱなしにせず、1,2日毎に貼り替える方がいいです。ひどいすり傷は、

洗った後にワセリンかプロペトを塗って、サランラップで保護して受診してください。

熱傷は、水で冷やすのは5分ほどでいいので、そのまま受診して下さい。

受診までに時間がかかるようでしたら、冷やした後にワセリンかプロペトを塗って、

サランラップで保護して受診してください。消毒薬を塗ってはいけません。
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最近の熱傷で多いのは、電気ケトルポット、炊飯器の蒸気、ヘアアイロンです。

おうちでの置き場所を確認し、子どもの手が届かないかどうか注意しましょう。

集会の帰りは近鉄特急アーバンライナーに乗りました。
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310円プラスするだけで、ゆったりとしたデラックスシートに座れます。快適でした。

たった30分間の乗車に510円も余計に払うのに、そんなに快適じゃないなんとかライナーと大違いでした(^^;)


by yagiiin | 2017-09-03 22:56 | 八木医院

大阪小児科医会 子どものこころの研修会

あべので開催された大阪小児科医会 子どものこころの研修会に

参加してきました。
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虐待問題研究所の代表の方の実体験を聞きました。

壮絶な人生を経験され、その経験を元に虐待防止のための活動をされています。
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虐待の件数は年々増加しています。虐待には、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、

ネグレクトの4つがあります。身体的虐待は外傷が生じるような暴力を加えることで、

一般的に虐待というと身体的虐待を想像される方が多いと思います。性的虐待は、

子どもへの性交や、性的な行為の強要・教唆、子どもに性器や性交を見せるという

行為です。心理的虐待とは、大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視したり、

拒否的な態度をとる、自尊心を傷つける言葉を繰り返し使って傷つける、

暴力をふるっている場面を見せるという虐待で、子どもの心を死なせて

しまう虐待と言われています。ネグレクトというのは、保護の怠慢、

養育の放棄・拒否のことで、子どもを家に残して外出するとか、食事を与えない、

着替えをさせない、パチンコに熱中して子どもを車の中に放置する、

病気なのに医療機関へ連れて行かない、予防接種を受けさせない、

というような行為のことです。このうち、最近増えてきているのは、

心理的虐待です。

虐待には、経済的な問題で生活基盤が弱い(貧困)、育児以外のストレス、

望まない妊娠などの育児の準備不足、保護者自身の精神疾患や

発達障害が虐待の要因になります。また、虐待は世代間伝達することも

知られていますが、実際にはそれはあまり多くないとも言われています。

虐待は、周囲が気づいて、早く関係機関に知らせ、適切に対応することが

大切です。虐待かな?と思ったら「いち早く」連絡しましょう。

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by yagiiin | 2017-08-05 22:21 | 八木医院

セミの羽化

今年も玄関先で羽化の途中のセミがいました。
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きれいな羽根を伸ばしきったところなので、もう少ししたら飛んでいくのでしょう。

夏の夜の神秘的なできごとです。

by yagiiin | 2017-07-13 23:20 | 八木医院

この本おすすめです!!

祖父母世代と現代とでは、子育てや病気のケアに違いがあります。これを

「子育てギャップ」と言います。

以前の常識が現在の非常識、というようなこともたくさんあります。

すり傷は消毒したりガーゼをあててはいけない。水で洗ってワセリン等

を塗ってラップかキズに固着しない被覆材で覆う。熱があってもサッと

入浴するのはいい。とか、、。

タイトルにもあるように子育てギャップを解決できる本です。
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妊娠・出産期、乳児期、幼児期、と分けて書かれてあり、著者の戸塚芳子さんは

医師ではなく教育専門のライターです。専門用語が少なく読みやすい文章です。

監修は、東京で開業医をされてる小児科医の細部千晴先生で、今年の日本

小児科学会の際、一緒に会食しました。第120回日本小児科学会学術集会

パパママはもちろん、じいじやばあばにもオススメです。保育士や看護士の

方達にも読んでいただきたいです。

by yagiiin | 2017-07-07 16:13 | 八木医院

南大阪Dr-Staff ワクチンセミナー

堺で開催された南大阪Dr-Staff ワクチンセミナーの座長をしました。
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開業医やそこで働く看護師や事務の方々が参加しました。

始めに、近畿大学病院で特別ワクチン外来をしている豊中の

「キッズクリニックやまもと」の山本先生の講演があり、その後、

参加者が丸テーブルに10人づつくらい集まり、各施設での予防接種の取り組みや

工夫、保護者の方の相談の受け方など、実際に行われていることを話し合い、

それをまとめて発表してもらってさまざまな意見を聞く、というワークショップ

形式のセミナーでした。かなり活発に意見交換がなされ、セミナー修了後も

会場でコーヒーを飲みながら医師や看護師が熱心に話し込んでいました。

医師だけでなく、看護師や事務職員も加わることによって、日頃あまり聞けない

内容の話を聞けたのは収穫でした。

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by yagiiin | 2017-05-20 23:00 | 八木医院

麻しんに注意

日本は現在、2015年3月に麻しんの排除状態であるという認定をWHOに


承認されています。しかしながら、現在でも成人を中心に散発的に


麻しんの小規模流行が繰り返されています。


これらの流行は、麻しんの免疫力がない成人が海外で感染し、帰国後


発症するというパターンがほとんどです。


中国やインドネシア(バリ島)では麻しんが多く発生しています。


麻しんワクチン接種歴がないか、1回だけの成人はこれらの国へ渡航


する際は注意が必要です。そして、国内で感染を拡大させないためにも


海外渡航後に発熱や発疹があれば麻しんを疑って、医療機関を受診


する際は、受診前に電話などで状況を連絡してから指示に従うように


しましょう。 


当院では入口にこんな張り紙を出しました。

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by yagiiin | 2017-05-08 15:33 | 八木医院

第120回日本小児科学会学術集会

東京で開催された第120回日本小児科学会学術集会に参加してきました。
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金曜日の朝から日曜日の夕方までフル参戦してきました。

テーマは「小児科医を育て、子どもたちを育む」というものでした。

時代の変化に即した質の高い小児医療を提供するためには、小児科医の

日々の勉強が欠かせません。クリニック研修や医学部での講義で医学生の

教育に携わっていますが、私自身も教育を受け、勉強し、スキルアップを

目指しています。こういう学術集会や研究会はそのための絶好の機会です。

また、こういう機会がなければなかなかお会いできない先生方と久しぶりに

お会いして、一緒に食事をして近況や情報を話し合うのも学会の大きな

魅力です。今回も近畿大学の竹村教授や杉本准教授、
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東京、岐阜、姫路など各地の小児科の先生方と楽しく有意義なお食事会
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(飲み会?)をしました。

by yagiiin | 2017-04-16 22:31 | 八木医院

小児プロバイオティクスセミナーin大阪

グランフロントで開催された小児プロバイオティクスセミナーin大阪に参加してきました。
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プロバイオティクスとは、「腸内細菌叢のバランスを改善することによって宿主の健康に

好影響を与える生きた微生物」と定義されています。ヨーグルトに含まれる乳酸菌とかです。

今日はその中でもロイテリ菌という乳酸菌のお話でした。ロイテリ菌は母乳に住んでいる

乳酸菌です。そのロイテリ菌で赤ちゃんの夜泣きがなくなるというお話です。

夜泣きの原因にはさまざまなものがありますが、乳児疝痛という現象もそのうちのひとつと

考えられています。乳児疝痛は腸内細菌叢が作られていく過程で、菌のバランスがうまく

作られないときに発生するらしいです。なので、腸内細菌のうち、いわゆる善玉菌を増やす

と乳児疝痛が改善するらしいです。その善玉菌であるロイテリ菌を飲ませると腸内環境が

整って乳児疝痛がなくなり、夜泣きもしなくなるということでした。

夜泣きはお母さんやお父さんにとって大変つらいものです。そして、夜泣きは病気とは

考えられていないので、夜泣きの相談で小児科へ連れて行くということもせず、夜泣き

をあやすのは母親の役目と言われたりしています。そうなるとお母さんは睡眠不足で

体も気持ちも疲れてイライラしたりして、ついつい赤ちゃんにあたってしまうというような

事も起こってしまうのです。ロイテリ菌のサプリで夜泣きがなくなり、腸内細菌の

バランスが整うので、便秘にも効果があったり、免疫力も高まり、虫歯になりにくいとか

下痢や呼吸器感染症にも効果が見られているそうです。
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後半の便秘と小児の肛門疾患の話も興味深く聞きました。

演者の窪田昭男先生は近大の小児外科に勤務されていた時代にたびたび一緒に

仕事をさせていただきました。子どもの病気をただ治すだけでなく、その子の将来、

一生を見据えた医療をされています。

便秘で困っている子どもはたくさんいます。ゆっくりうんちをする時間を作ってあげたり、

食事やうんちの時間を規則正しくするのも大切です。しかし、現代社会では皆忙しく、

子どもとゆっくり過ごす事や規則正しく生活することが難しくなってきています。

お父さんお母さんのストレスが子どもの慢性便秘の一因になっているという話も

なるほどなと思いました。また、慢性便秘の子どもは腸内細菌叢がうまく整って

いない場合があるそうです。例えば、帝王切開で出生した児は母親の産道を

通っていないので、母親の膣内の細菌叢に触れていないことで児の腸内細菌叢が

うまくできあがらないと言われており、免疫力が低くなると言われています。

乳幼児期の抗生物質の不必要な使用にも注意が必要です。

腸内細菌叢を整えるのは子どもだけの話ではありません。大人も腸内細菌叢の

バランスが悪いと、便秘、アレルギー、免疫力低下が起こりやすくなるらしく

注意が必要です。

善玉菌を増やすには納豆やヨーグルトなどの発酵食品がいいらしいです。

セミナーの後、先生もさっそくいきつけの焼き鳥屋で豆腐を発酵させた料理

を食べながら麦を発酵させた水を飲んで腸内環境を整えました。
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by yagiiin | 2017-03-25 23:25 | 八木医院

ワクチンセミナー in 大阪

中之島の大阪国際会議場で開催された「ワクチンセミナー in 大阪」に参加しました。

コメディカルの参加も多く。八木医院からも看護師が参加しました。
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基調講演の岡田先生のお話の中で印象に残ったのは、欧米とのワクチンギャップ

(諸外国では当たり前に接種されているワクチンが日本では接種できない、あるいは、

接種できても保護者が費用負担しなければならない状況やワクチンの有用性必要性に対する

一般的な認識)は、医療界や若い保護者の間では埋まってきたようだが、祖父母や年配の

医師の間ではそのギャップは埋まっていないのではないか。そのことが、まだまだ日本では

ワクチンの普及や理解という点で欧米先進諸国に追いついていない、つまりギャップ

(みぞ)が残っているように思うという意見でした。ワクチンギャップを解消するには、

我々ワクチン接種に関わる仕事をしている者が地道にこつこつと正しい知識を伝えなければ

ならないなと思いました。

後半のパネルディスカッションでは、予防接種をする際の注意や工夫している点などを

紹介したり経験談を聞いたりという感じで進められました。

八木医院の取り組みは、だいたいどこでもしているような状況でしたので、

これからも今のワクチン接種業務を継続しつつ、さらなるスキルアップも目指して

いこうと思いました。

by yagiiin | 2017-03-04 22:23 | 八木医院


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