カテゴリ:院長の休日( 204 )

第21回日本ワクチン学会

博多で開催された第21回日本ワクチン学会に参加してきました。
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教育セミナーの「感染症とマスギャザリング」の講演が興味深かったです。

マスギャザリング(MG:Mass Gathering)というのは、ある一定の期間、ある

一定のエリアに、ある目的を持った人が集まることで、例えば、ロックコンサート

(数時間、コンサートホールに、音楽を聴く目的で集まる)や、船旅(数ヶ月間、

客船に、旅を目的に集まる)、初詣(数日間、神社やお寺に、お参りという目的で集まる)

のような事を言います。そこで、ある種の感染症の患者がいると、周囲に伝染させて

しまうわけで、MGがあれば、感染症対策が重要になってきます。
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記憶に新しいところでは、去年2016年夏のはしかの流行があります。

はしかに罹患した大学生が千葉の幕張メッセで行われたアメリカの歌手

ジャスティンビーバーのコンサートに行き、多くの人に感染させてしまった

かもしれない事例がありました。

また、これも去年の夏に、東京の代々木公園に行った人々の間で、デング熱が

流行しました。デング熱のウイルスは海外から持ち込まれたと思われます。

近年、中国や東南アジアを中心に日本へ来る旅行者が急増しています。

それだけ、持ち込まれる病原体の種類も量も多くなっていると思われます。

2020年には東京オリンピックが開催されます。さらに多くの旅行者が日本に

やってきます。感染症対策も今以上に万全の体制で臨む必要があります。

感染症対策で我々個人ができる最も有効な対策は予防接種です。接種できる

ワクチンは全て接種しておきましょう。母子手帳を開いて、接種漏れがないかどうか

今すぐ確認してください。


by yagiiin | 2017-12-03 22:36 | 院長の休日

第38回東日本外来小児科学研究会

横浜市で開催された東日本外来小児科学研究会に参加してきました。
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東日本の先生方が中心の研究会ですが、今回は、滋賀の岡田先生と、

柏原市の西村先生の講演を聞きたかったので参戦してきました。

周りはあまり顔なじみの先生が少なかったですが、大阪から来られてる先生や

旧知の東京の先生方とも会うことができました。でも、ちょっと、雰囲気は

アウェーのサッカーの試合の応援に来たサポーターみたいな気分でした。

特別講演Iの森先生の講演は、川崎病の新しい診断と治療法の話でした。

川崎病は日本で確立された病気ですが、いまだにその原因が解明されていません。

しかし、将来、インフルエンザの迅速検査のように、川崎病も迅速診断が

できる可能性があるそうです。森先生は、今は東京医科歯科大学の教授をされて

おられますが、以前、横浜市立大学に在籍されてたときに、治験の関係で

近畿大学病院に来られてお話をしたのですが、今回、声をかけさせていただいたところ

もう15年くらい前なのに、私の事を覚えていてくださってて、少しお話をしました。
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滋賀の岡田先生は鉄欠乏性貧血の講演をされました。乳幼児の鉄欠乏は、脳の

成長発達に影響するので、鉄欠乏のある子どもはしっかりと鉄を補充する治療が

必要です。子どもの鉄欠乏性貧血が気になる方は当院で貧血検査を受けていただく

といいと思います。八木医院では、お母さんの鉄欠乏性貧血も治療していますよ。

西村先生の講演は、現代の開業小児科医のあり方とは?という感じの講演で、

小児科医院を受診する子ども達とその保護者にどういうサポートをするべきか

という事をあらためて教えていただいた感じがします。
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研究会の前日の夕方に上野の森美術館で開催されていた怖い絵展に行きましたが、
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なんと入場まで90分待ちとのこと!寒かったので怖い絵展は断念して、少し離れた

東京国立博物館で開催されていた運慶展を見てきました。こちらも人が多かった。
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運慶展の仏像はほとんどが京都や奈良のお寺のもので、わざわざ東京まで来て見なくても

地元でいつでも見れるのだなと思いました。でも一堂に会すると迫力がありました。

東京は寒かったですが、晴れてて、東京タワーと富士山のコラボショットが撮れました。
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by yagiiin | 2017-11-12 22:25 | 院長の休日

堺市子ども急病診療センター深夜勤務

堺市子ども急病診療センターの深夜勤務してきました。

午前0時から午前5時までの勤務です。開業医が急病センターの

深夜勤務をしているのは、他の府県ではめずらしいらしいです。

堺市は小児科医が少ないのかな。
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急病センターでは、子ども達の病気を診断したり治療したりすることが必要かも

ですが、急病センターでの小児科医の最も大切な仕事は、このままおうちで様子を

見ていていいのか、何か今すぐ治療をしなければいけないのかを判断することであって、

全身状態が良ければ、検査や投薬は必要ないんじゃないかな、、、と思っています。

軽微な症状でも受診していただくのはかまわないのですが、保護者の方も、

急病診療センターは、急を要する事態か、様子をみてていいのかを判断してもらうところ

という意識を持っていただけたらいいと思います。普段通院してる医院や病院とは

違うところなのです。検査や投薬がなくても不満に思わないでくださいね。

急病診療センターは不安を解消しにいくところなのです。







by yagiiin | 2017-11-05 07:52 | 院長の休日

第32回近畿外来小児科学研究会

京都で開催された第32回近畿外来小児科学研究会に参加してきました。
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実践的な内容で勉強になる研究会です。
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「先進的な取り組み」として発表された奈良県橿原市の耳鼻咽喉科クリニック

の発表はとても興味深かったです。そこでは、日常診療の中で鼻汁などの

中の細菌をグラム染色という特殊な検査を行い、その顕微鏡画像をその場ですぐに

患者さんにモニターで見せて、細菌感染を起こしているかどうかを示し、それによって

不要な抗生剤処方を減らすことができたという内容でした。すばらしいです。

当院では、診察所見と血液検査(指先からの微量採血)によって細菌感染の有無を

判断していますが、鼻汁や喀痰の染色を行ってその有無を判断するのは、一般の

クリニックでは画期的だなと思いました。しかし、小児科でそれを行うには

少々手間と時間がかかりそうだと思いました。
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愛知県岡崎市の緑の森こどもクリニックの瀬尾先生の講演も興味深く聴きました。

母乳育児の講演です。体重の増え方は点ではなく線で判断するとか、母乳分泌不足

というのはめったにない、あるのは母乳摂取不足だ。だから、ミルクを足す必要はなく、

母乳の飲ませ方を工夫すればいいというような話を聴いてきました。

それから、生後6ヵ月くらいから貧血があるので、検査で貧血があれば

早期からレバーや肉を食べましょうとか、手づかみ食べが大切という話も納得しました。

秋晴れの京都は観光客であふれていました。
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by yagiiin | 2017-11-03 21:15 | 院長の休日

第80回南大阪小児疾患研究会

近畿大学医学部附属病院で開催された第80回南大阪小児疾患研究会に行きました。
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80回目の記念会なので、一般演題は無しで特別講演が3つです。
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近畿大学皮膚科の川田教授の講演は、アトピー性皮膚炎とサイトカインの関係、

治療として分子標的薬の開発などアトピー性皮膚炎の最新の知見を聞きました。

同じく近畿大学小児科の篠原先生の講演は学校の心臓検診の話でした。

心臓検診で心電図の異常をどう見極めるかというためになる講演でした。

慶応大学の高橋教授の話は、高度な安全で安心できる医療についてで、

医師の心構えというか、日々のスキルアップについて非常に参考になる講演

でした。安全な医療とはどういうものか、安心な医療とはどういうものか、

それを実践するために我々医療者はどうすればいいのかを聞きました。

さっそく明日からの診療で実践したいと思います。

雨が強くなってきました。台風22号が近づいてます。

by yagiiin | 2017-10-28 20:47 | 院長の休日

第49回日本小児感染症学会学術集会

金沢で開催された第49回日本小児感染症学会学術集会に行きました。
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特急サンダーバードで2時間45分あまり。ちょっと遠いんだけど、

会場は駅前のホテルだったので雨にも濡れず便利でした。
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元和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科の山中先生の講演はためになりました。

中耳炎の話です。中耳炎に対して、抗生剤をどのように使うのか、抗生剤の

飲ませ方、下痢の副作用の話、難治化する中耳炎のリスクファクターなど、

とてもためになりました。また、子どもの慢性的な咳の原因は、

鼻副鼻腔炎であるという話も聞きました。こういう子どもに、咳止めや

気管支拡張剤を飲ませても咳は治まりません。鼻を吸い出すことが重要です。

当院でも鼻汁の吸引を行っています。
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今話題の腸内細菌叢の講演も興味深かったです。腸内細菌叢の乱れが

アトピー性皮膚炎や喘息、ネフローゼ症候群、肥満、自閉症、潰瘍性大腸炎

などの原因に関係しているのではないかと言われています。潰瘍性大腸炎や

肥満はなんとなく関係ありそうだと感じますが、アレルギー疾患や自閉症が

腸内細菌叢の乱れとどう関係してるのでしょうか。腸内細菌叢が乱れると、

腸管での免疫システムに異常が発生し、そのために、体内へ入れてはいけない

物質が腸管を通して入ってくることが体内の免疫システムの異常を

引き起こし、さまざまな疾患の原因を導き出しているらしいのです。

子どもの腸内細菌叢が乱れる原因は、人工乳、帝王切開、抗生剤、

油の多い食事と言われています。6ヵ月までに抗生剤を飲んだ子どもの

グループと飲んでいない子どものグループを比較すると、飲んだグループ

の方が2歳時に喘息の子どもが有意に多かったという研究もあります。

幼少期の不必要な抗生剤投与は将来の病気につながります。

安易な抗生剤投与に注意しましょう。
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インフルエンザの専門家、けいゆう病院の菅谷先生の講演も聞いてきました。

今年はこれまでの流行状況ではAH1N1pdm09という、2009年に流行した

いわゆる新型インフルエンザが流行しそうだが、夏のオーストラリヤや

香港ではA香港型が大流行したそうで、どうなるか予測不能です。

気になるワクチンの発症防止効果ですが、慶応大学グループの論文では、

全体ではA型に対して51%、B型に対しては32%くらいだろうとのことです。

しかし、6〜11ヵ月児では、A 12%、B 30%とやはり効果は乏しいようです。

しかし一方、1〜5歳ではA 65%くらい B 45%くらいとまあまあな効果が

あるそうです。ちなみに、6〜12歳ではそれぞれ38%と31%、13〜15歳は

29%と36%、成人は33%と54%らしいです。

インフルエンザの診断と治療では、日本は迅速検査をして、陽性なら

抗インフルエンザ薬を使用するというスタイルですが、欧米ではこういう

診療はされていません。日本のインフルエンザ対策はやり過ぎだ、

迅速検査も抗インフルエンザ薬も欧米ではこれほど使われていない、

こんなことをしているから日本の医療費が上昇するのだ、というような

ことをおっしゃるお医者さんもいてますが、菅谷先生の話によると、

欧米で日本のような治療をしていないのは、国民皆保険とか、医療機関への

アクセスのしやすさとか医療システムが違うので、やりたくてもできない

からであって、国際学会などで欧米の先生達から「日本はすごい、我々は

やりたくてもできない」と言われるそうです。欧米でされていないから

日本でやる必要がないとは言えないかもしれません。インフルエンザに

関しては、早期に診断して早期に治療する方が医療経済的にもメリットが

あるかもしれませんね。
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労災病院の川村先生の溶血性尿毒症症候群(HUS)の講演も興味深く聴きました。

最近でも惣菜に起因する腸管出血性大腸菌O157の集団感染が発生し、

続発症のHUSで女児が死亡しています。1996年の堺市の学校給食が原因の

O157集団感染では6000名以上の感染者が発生し、そのうち150名以上が

HUSを発症し、3名が死亡しています。O157集団感染は毎年どこかで

発生しています。食品の加熱や保存方法、手洗いの徹底など、これからも

注意が必要です。

懇親会では和太鼓のパフォーマンスが行われました。すごい迫力でした。
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超大型の台風21号が近づいていました。帰りの北陸本線サンダーバードも

16:29以降が運休でした。
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先生は15:19発に乗りましたが、湖西線が不通になり、

米原経由で帰ってきたものの、強風のため高槻あたりで1時間半も停車し、

帰れるのかどうか不安になりましたが、なんとか夜遅くに帰れました。

でも、電車のタイミングによっては、湖西線で立ち往生して帰れなくなった

先生もいてて、あぶないところでした。




by yagiiin | 2017-10-22 23:56 | 院長の休日

第5回日本外来小児科学会生涯学習セミナー

東京の慈恵会医大で開催された第5回日本外来小児科学会生涯学習セミナー

に参加してきました。
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今回は食物アレルギーについて集中的に勉強してきました。

食物負荷試験のことやステロイド軟膏の塗り方など、診療ですぐに使える

実践的な内容でとてもためになりました。

当院では、食物アレルギーに対して、血液検査や少量単回負荷テストを

行っています。また、アナフィラキシーの既往のある子どもには状況に応じて

エピペン(アドレナリン自己注射薬)の処方も行っています。

新大阪駅のホームでSPがうろうろしてるな、、と思ってたら、新幹線から

帽子をかぶって緑のジャケットを着たおばさんが降りてきました。

来週は衆議院選挙か。
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by yagiiin | 2017-10-15 22:22 | 院長の休日

大阪小児科医会 第6回成育医療研修会

グランフロント北館タワーBで開催された大阪小児科医会

第6回成育医療研修会に参加しました。
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今日のテーマは1か月健診です。大阪では、1か月健診は生まれた産院

で産婦人科医が行うことが多いですが、山口県では小児科医が

1ヵ月健診を行うというシステムができています。
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体重増加だけを気にしているお母さんもおられるかもしれませんが、

1ヵ月健診でチェックするべき事やアドバイスしたいことはたくさんあります。

成長・発達の評価、心雑音や腹部腫瘤の有無、湿疹やアザなど肌の様子、

ビタミンK2シロップのこと、黄疸の有無、向き癖に伴う頭蓋変形のこと、

股関節脱臼の診察と予防のこと、停留精巣の有無、臀部の凹みの有無、

生後2ヵ月からの予防接種のスケジュールのこと、鉄欠乏性貧血予防のための

離乳食の進め方、卵アレルギー予防のための早期からの卵摂食のこと、

スマホやテレビなどメディアとの関わりのこと、虐待の予防の為の

母親のメンタルヘルスケアのことなどなど。

チェックしたり、アドバイスしたりすることは沢山あります。

1ヶ月健診は身長体重の評価をするだけでなく、乳児期をしっかりと

過ごす大切なチェックポイントなのです。胆道閉鎖症や股関節脱臼など、

早急に治療が必要な疾患もあります。見逃さないようにする必要があります。

小児科専門医でないと対応できないこともあります。

1ヶ月健診を受けたあとでも気になることがあれば小児科医の診察を

受けて下さい。また、当院では生後2週児健診を行っています。

ホームページの健診の項目をご覧下さい。
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by yagiiin | 2017-10-14 21:36 | 院長の休日

日本小児科医会生涯学習セミナー

仙台で開催された日本小児科医会生涯学習セミナーに参加してきました。
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仙台は2015年の日本外来小児科学会学術集会以来です。

今回のセミナーは午前中は「これでスッキリ!境界領域」と銘打って、眼科、耳鼻咽喉科、

泌尿器科、整形外科、脳神経外科の先生方の講義があり、午後は「まとめて学ぼう!

ガイドライン」として、喘息、食物アレルギー、消化器疾患のガイドラインのポイント

を勉強するというスタイルでした。
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眼科の先生の講演では、さまざまな原因による結膜炎の鑑別の仕方と治療、さらに、

眼位の異常、いわゆる斜視については、小児の視力の発達のピークは1歳半くらいなので、

1歳くらいで手術をするのがいいというお話も聞きました。また、頭囲の異常、

頭を常に左右どちらかに傾けていたり、上下に傾けていたりする場合にも斜視が

原因になっている場合があるので注意が必要だという話も聞きました。当院では、

WelchAllyn社の簡易レフラクトメータという、強い近視や遠視、屈折異常、

斜視等の視機能を、見てるだけで数秒で検査できるコンパクトな装置があります。

子どもの眼位の異常や頭囲の異常が気になる方は来院してください。
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耳鼻咽喉科の先生からは、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の話を聞きました。

扁桃やアデノイドが肥大してイビキがひどく、時々呼吸が止まっている子どもが

います。OSAをそのままにしておくと、睡眠障害による日中の眠気だけでなく、

多動(AD-HD様症状)、うつ状態、学習障害、頭痛、夜尿、体重増加不良など、

さまざまな問題が引き起こされます。こどものイビキがひどければご相談下さい。

その際、できれば、子どもの胸の動きがわかる状態(服をまくって)で睡眠時の動画を

2.3分撮影して見せていただくと診断の助けになります。

泌尿器科の先生には停留精巣の話を聞きました。生後、睾丸が陰嚢内に降りていなくても、

生後3ヵ月までには70%くらいは下降します。しかし、下降しない場合は1歳前後で

手術が必要です。

整形外科の先生の講義は発育性股関節形成不全についてでした。以前は、

先天性股関節脱臼とよばれていた疾患です。先天性というよりは、生後の

不適切な下肢の扱いに起因することが分かっています。下肢を伸ばした状態での

育児はこの病気を誘発します。また、女児に多い、秋冬生まれの子どもに多いという

特徴もあります。乳児の育児の注意ポイントは、足を伸展させないということです。

紙おむつのテープは太ももを締め付けないようになるべくお腹側で止める、

足の動きを制限しないためにベビー服の足の部分のボタンは全部閉めず開けておく、

足を開いた状態で抱っこする、です。スリングは足が伸びる状態になるので

注意が必要です。発育性股関節形成不全を見逃すと将来の歩行に大きな

影響を引き起こします。通常は4ヵ月健診でチェックされますが、当院では

乳児後期健診でもチェックしています。太ももの内側のシワに左右差があれば

脱臼がある可能性があります。乳児の股関節が気になる方は当院へお越し下さい。

日本小児整形外科学会のパンフも参照してください。日本整形外科学会公開資料
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脳神経外科の先生からは二分脊椎のお話を聞きました。赤ちゃんのお尻の穴の

少し背中側の方に凹みがあったり少し毛が生えているときがあります。

浅在性二分脊椎という病気かもしれません。下肢や、排尿・排便の神経に

何か影響を及ぼす病変があるかもしれません。このような所見があればご相談下さい。

午後も、長引く咳への対応、喘息を伴う食物アレルギーはアナフィラキシーに

注意が必要、生後1ヵ月で黄疸があれば胆道閉鎖症を考慮する、慢性の便秘は

長期に根気強く治療をする、などの、診療に直結する話を聞きました。

仙台寒いかなと思ってましたが、全国的に夏日になる陽気で、会場のホテルまで

歩いて行くと汗ばむほどでした。
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帰る途中、仙台駅では「みちのくYOSAKOIまつり」が行われていました。
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スタッフへのおみやげは「ずんだまんじゅう」です。

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by yagiiin | 2017-10-08 23:22 | 院長の休日

南大阪小児感染症フォーラム

アゴーラリージェンシー堺で行われた感染症のフォーラムに参加しました。
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教育講演の札幌徳洲会病院の成田光生先生のマイコプラズマ感染症の話は、

以前にも聴いた事がありますが、最近の耐性菌の状況など新しい知見も

お話して下さり、診療に役に立つ内容でした。
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久留米大学の津村先生は、百日咳のお話をされました。百日咳は実は、成人を

中心にして患者数が増加しています。小児の長引く酷い咳は百日咳かも

しれません。注意が必要です。成人の百日咳に対する抗体が低下しているからです。

そのため、数年以内に、現在11歳〜12歳で接種している破傷風ジフテリア2種

混合ワクチンが、百日咳を加えた3種混合ワクチンになる予定です。

by yagiiin | 2017-10-07 22:00 | 院長の休日


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