カテゴリ:院長の休日( 198 )

第5回日本外来小児科学会生涯学習セミナー

東京の慈恵会医大で開催された第5回日本外来小児科学会生涯学習セミナー

に参加してきました。
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今回は食物アレルギーについて集中的に勉強してきました。

食物負荷試験のことやステロイド軟膏の塗り方など、診療ですぐに使える

実践的な内容でとてもためになりました。

当院では、食物アレルギーに対して、血液検査や少量単回負荷テストを

行っています。また、アナフィラキシーの既往のある子どもには状況に応じて

エピペン(アドレナリン自己注射薬)の処方も行っています。

新大阪駅のホームでSPがうろうろしてるな、、と思ってたら、新幹線から

帽子をかぶって緑のジャケットを着たおばさんが降りてきました。

来週は衆議院選挙か。
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by yagiiin | 2017-10-15 22:22 | 院長の休日

大阪小児科医会 第6回成育医療研修会

グランフロント北館タワーBで開催された大阪小児科医会

第6回成育医療研修会に参加しました。
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今日のテーマは1か月健診です。大阪では、1か月健診は生まれた産院

で産婦人科医が行うことが多いですが、山口県では小児科医が

1ヵ月健診を行うというシステムができています。
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体重増加だけを気にしているお母さんもおられるかもしれませんが、

1ヵ月健診でチェックするべき事やアドバイスしたいことはたくさんあります。

成長・発達の評価、心雑音や腹部腫瘤の有無、湿疹やアザなど肌の様子、

ビタミンK2シロップのこと、黄疸の有無、向き癖に伴う頭蓋変形のこと、

股関節脱臼の診察と予防のこと、停留精巣の有無、臀部の凹みの有無、

生後2ヵ月からの予防接種のスケジュールのこと、鉄欠乏性貧血予防のための

離乳食の進め方、卵アレルギー予防のための早期からの卵摂食のこと、

スマホやテレビなどメディアとの関わりのこと、虐待の予防の為の

母親のメンタルヘルスケアのことなどなど。

チェックしたり、アドバイスしたりすることは沢山あります。

1ヶ月健診は身長体重の評価をするだけでなく、乳児期をしっかりと

過ごす大切なチェックポイントなのです。胆道閉鎖症や股関節脱臼など、

早急に治療が必要な疾患もあります。見逃さないようにする必要があります。

小児科専門医でないと対応できないこともあります。

1ヶ月健診を受けたあとでも気になることがあれば小児科医の診察を

受けて下さい。また、当院では生後2週児健診を行っています。

ホームページの健診の項目をご覧下さい。
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by yagiiin | 2017-10-14 21:36 | 院長の休日

日本小児科医会生涯学習セミナー

仙台で開催された日本小児科医会生涯学習セミナーに参加してきました。
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仙台は2015年の日本外来小児科学会学術集会以来です。

今回のセミナーは午前中は「これでスッキリ!境界領域」と銘打って、眼科、耳鼻咽喉科、

泌尿器科、整形外科、脳神経外科の先生方の講義があり、午後は「まとめて学ぼう!

ガイドライン」として、喘息、食物アレルギー、消化器疾患のガイドラインのポイント

を勉強するというスタイルでした。
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眼科の先生の講演では、さまざまな原因による結膜炎の鑑別の仕方と治療、さらに、

眼位の異常、いわゆる斜視については、小児の視力の発達のピークは1歳半くらいなので、

1歳くらいで手術をするのがいいというお話も聞きました。また、頭囲の異常、

頭を常に左右どちらかに傾けていたり、上下に傾けていたりする場合にも斜視が

原因になっている場合があるので注意が必要だという話も聞きました。当院では、

WelchAllyn社の簡易レフラクトメータという、強い近視や遠視、屈折異常、

斜視等の視機能を、見てるだけで数秒で検査できるコンパクトな装置があります。

子どもの眼位の異常や頭囲の異常が気になる方は来院してください。
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耳鼻咽喉科の先生からは、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の話を聞きました。

扁桃やアデノイドが肥大してイビキがひどく、時々呼吸が止まっている子どもが

います。OSAをそのままにしておくと、睡眠障害による日中の眠気だけでなく、

多動(AD-HD様症状)、うつ状態、学習障害、頭痛、夜尿、体重増加不良など、

さまざまな問題が引き起こされます。こどものイビキがひどければご相談下さい。

その際、できれば、子どもの胸の動きがわかる状態(服をまくって)で睡眠時の動画を

2.3分撮影して見せていただくと診断の助けになります。

泌尿器科の先生には停留精巣の話を聞きました。生後、睾丸が陰嚢内に降りていなくても、

生後3ヵ月までには70%くらいは下降します。しかし、下降しない場合は1歳前後で

手術が必要です。

整形外科の先生の講義は発育性股関節形成不全についてでした。以前は、

先天性股関節脱臼とよばれていた疾患です。先天性というよりは、生後の

不適切な下肢の扱いに起因することが分かっています。下肢を伸ばした状態での

育児はこの病気を誘発します。また、女児に多い、秋冬生まれの子どもに多いという

特徴もあります。乳児の育児の注意ポイントは、足を伸展させないということです。

紙おむつのテープは太ももを締め付けないようになるべくお腹側で止める、

足の動きを制限しないためにベビー服の足の部分のボタンは全部閉めず開けておく、

足を開いた状態で抱っこする、です。スリングは足が伸びる状態になるので

注意が必要です。発育性股関節形成不全を見逃すと将来の歩行に大きな

影響を引き起こします。通常は4ヵ月健診でチェックされますが、当院では

乳児後期健診でもチェックしています。太ももの内側のシワに左右差があれば

脱臼がある可能性があります。乳児の股関節が気になる方は当院へお越し下さい。

日本小児整形外科学会のパンフも参照してください。日本整形外科学会公開資料
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脳神経外科の先生からは二分脊椎のお話を聞きました。赤ちゃんのお尻の穴の

少し背中側の方に凹みがあったり少し毛が生えているときがあります。

浅在性二分脊椎という病気かもしれません。下肢や、排尿・排便の神経に

何か影響を及ぼす病変があるかもしれません。このような所見があればご相談下さい。

午後も、長引く咳への対応、喘息を伴う食物アレルギーはアナフィラキシーに

注意が必要、生後1ヵ月で黄疸があれば胆道閉鎖症を考慮する、慢性の便秘は

長期に根気強く治療をする、などの、診療に直結する話を聞きました。

仙台寒いかなと思ってましたが、全国的に夏日になる陽気で、会場のホテルまで

歩いて行くと汗ばむほどでした。
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帰る途中、仙台駅では「みちのくYOSAKOIまつり」が行われていました。
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スタッフへのおみやげは「ずんだまんじゅう」です。

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by yagiiin | 2017-10-08 23:22 | 院長の休日

南大阪小児感染症フォーラム

アゴーラリージェンシー堺で行われた感染症のフォーラムに参加しました。
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教育講演の札幌徳洲会病院の成田光生先生のマイコプラズマ感染症の話は、

以前にも聴いた事がありますが、最近の耐性菌の状況など新しい知見も

お話して下さり、診療に役に立つ内容でした。
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久留米大学の津村先生は、百日咳のお話をされました。百日咳は実は、成人を

中心にして患者数が増加しています。小児の長引く酷い咳は百日咳かも

しれません。注意が必要です。成人の百日咳に対する抗体が低下しているからです。

そのため、数年以内に、現在11歳〜12歳で接種している破傷風ジフテリア2種

混合ワクチンが、百日咳を加えた3種混合ワクチンになる予定です。

by yagiiin | 2017-10-07 22:00 | 院長の休日

「BABELの塔」展

中之島の国立国際美術館で開催されている「BABELの塔」展を見てきました。
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16世紀のネーデルランド芸術で、ブリューゲルという画家の作品です。

BABELの塔は実在した建築物ではなく、聖書のお話の中に出て来る塔です。

実際の絵は60〜70cmくらいの大きさですが、その絵の中に1,400人もの人物が

描かれているそうです。

もし、現実にバベルの塔があるなら推定で510mくらいだそうです。
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また、東京芸術大学の協力で、この塔の絵を3D化した映像がすごかったです。
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でも、先生が一番気に入ったのは、ブリューゲルの少し前の時代のヒエロニムス・ボス

の「放浪者(行商人)」という絵でした。なんか感じるものがありました。
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ブリューゲルの他の作品の中に見られるさまざまな奇怪な生き物にも興味を惹かれました。


by yagiiin | 2017-10-05 20:38 | 院長の休日

第3回予防接種・海外渡航合同研修会

埼玉県さいたま市浦和で開催された第3回予防接種・海外渡航合同研修会に行きました。
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予防接種に関する興味深い話をたくさん聞いてきました。
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「日本国内のワクチンの供給・流通体制」という講演では、ワクチンが不足するという

状況が時々発生する、これは日本の危機管理体制が脆弱であると言うことを示すようなものだ、

予防接種による感染症のコントロールはきわめて重要な危機管理対策である!という

お話を聞き、なるほどな、いろんな危機管理があり国も大変だろうけど、感染症というのは

海外の侵略者よりも手強いかもなと思いました。国が一定数のワクチンの備蓄を行う

べきかもしれない、ワクチン行政を市町村に任せず、国が一括して管理する体制も必要

かもしれません。
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また、村中璃子(むらなかりこ)先生の「子宮頸がん予防ワクチンの諸問題」の講演は

大変興味深い講演でした。村中先生は、一橋大学を卒業後に北海道大学医学部に入学し

医師になった経歴の先生で、現在はフリージャーナリストとして様々な情報発信を

行っておられます。2015年からは、子宮頸がん予防ワクチンの問題を鋭く取材されています。

子宮頸がんワクチンについては、2013年4月に定期接種になったものの、接種を受けた後に、

歩けない、痙攣する、まぶしい、記憶力が落ちた、生理不順が起こるというような症状を

訴える者が現れ、それらがメディアにセンセーショナルに取り上げられ、定期化後の

2ヵ月後の2013年6月に厚労省は積極的接種勧奨を中止するよう通達を出しました。

現在もこれは続いており、中止ではないものの、事実上の接種停止状態が続いています。

子宮頸がんワクチンは世界中で接種されているワクチンで、4年以上もの間停止している

国は世界中で日本だけです。なぜ、このような問題が続いているのでしょうか?

どの国にもワクチンバッシング団体があります。ワクチン不要論者もいます。

医師の中にもワクチンを接種してはいけないという人がいます。一般の人が

ワクチンで副反応が起こったら怖いから接種をためらうというのは理解できます。

しかし、医学教育を受けた者がワクチンは不要だというのは全く理解できません。

あなたは医学部で何を学んだのだ?と言いたくなります。

子宮頸がん予防ワクチン問題で、特に私が問題だと感じているのは、権威のある

医者とマスメディアの両者です。信州大学医学部 池田修一教授のねつ造事件は

小児科医の間では周知されていますが、一般の方は全く知らされていないと思います。


子宮頸がんワクチンに問題があったとする池田教授の実験はマスメデイアでしっかりと

報道されましたが、不適切であったとする厚労省のこの見解はマスメディアは報道していません。

詳しく知りたい方は村中先生の記事もご覧下さい。

もう一人の権威ある医者は、元横浜市立大学小児科教授、前日本小児科学会会長の

横田俊平医師です。子宮頸がんワクチンが重篤な副反応を引き起こし、

「子宮頸がんワクチン関連神経免疫異常症候群(HANS)」という新しい症候群が

生まれていると主張しています。2016年の5月に札幌で開催された日本小児科学会で、

子宮頸がんワクチンを主題にしたシンポジウムが行われ、先生も現地で聞いてましたが、

横田医師の主張は全く科学的根拠がないと思いましたし、会場の多くの小児科医が

そう思ったと思います。村中先生がその時の様子を記事にしています。

日本はもう子宮頸がんを克服できない国になってしまいました。様々ながんのうち、

子宮頸がんだけが患者数が増えています。子宮頸がんの原因のヒトパピローマ

ウイルスに感染しないためには、予防接種を受けるしかないのです。

当院では、現在も子宮頸がんワクチンの接種を行っています。接種する患者さんも

少ないですが来られています。本人の意思も尊重して、子宮頸がんにならないためには

どうすべきか考えましょう。




by yagiiin | 2017-10-01 23:30 | 院長の休日

大阪小児科医会学術集会

大阪あべのメディックスで行われた大阪小児科医会学術集会に行きました。

今日のテーマは「出生前遺伝子診断」です。
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妊娠の初期から中期に、羊水や絨毛の検査を行い、胎児の染色体異常の有無を調べる

検査ですが、4年前からお母さんの血液中の胎児のDNAを検出する検査が行われる

ようになり、高精度に染色体の異常を検査できるようになりました。

ただし、この検査を受ける事ができる妊婦は日本産婦人科学会の指針に合致する者

とされており、日本医学会が認定した施設でしか検査をしてはいけないことになっています。

誰でも自由に検査を受ける事が出来るわけではありません。

しかし、一部にはこの指針を無視して、日本医学会から認定を受けた施設ではないのに

検査を行っている医療機関があり、問題になっています。

検査で異常が判明した場合に、妊娠を継続するのか中断するのかという判断は、

遺伝カウンセリングを適切に受けた上で、慎重に判断しなければならないことで、

「命の選別」につながる行為であるという認識を持つ必要があります。
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欧米では、出生前遺伝子診断は、病気を持った子どもが生まれてこなければ

他の病気を持って生まれてきた子どもに医療のマンパワーと経済パワーを回す

事ができるので、積極的に出生前遺伝子診断を行い、病気の子どもが生まれないように

するのが合理的である、というような考えで出生前遺伝子診断が行われているそうです。

生命に対する宗教観、倫理観、人々の考え方など、日本ではなかなか受け入れられない

考え方かもしれませんが、日本も遠い将来は欧米のように、出生前遺伝子診断が当たり前の

世の中になっているのでしょうか。



by yagiiin | 2017-09-30 21:02 | 院長の休日

堺市こども急病診療センター出務

おだやかな秋晴れの日曜日、堺市こども急病診療センター日勤出務しました。
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意外と、RSやアデノなどの感染症は少なく、喘息の子どもが多かったです。

季節の変わり目は喘息に注意しましょう。

で、今日はなかったですが、今年はインフルエンザが早くも出始めています。

10月になればインフルエンザ予防接種も始まります。早めに接種しとく方が

よさそうです。


by yagiiin | 2017-09-24 22:22 | 院長の休日

サッカーの試合

中学生の甥っ子のサッカーの公式戦の試合を観てきました。
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甥っ子のチームの相手はなんと、私の母校三原台中学です。

甥っ子の中学は中高一貫の私学なので、中3で受験がなく、レギュラーメンバーは

3年生です。一方、三原台中学は受験のため3年生がほとんど抜けて、1,2年生が

主体のチームです。

試合前に横1列に並ぶのですが、明らかに背の高さが違います。

こりゃ三原台苦戦するやろな〜と思ってたら、なかなか上手くて、予想に反して

前半は1失点に止めて、1−0で折り返しました。後半はさすがに体力の差が出て、

次々ゴールを決められましたが、あの体格差でよくがんばったと思います。
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八木医院に通ってくれている子ども達もいてて、応援のお母さん達ともお話できました。

中学の後輩達のがんばる姿を見て、サッカー部OBの先生も頼もしく思いました。

台風一過の秋晴れの休日を楽しく過ごしました。

by yagiiin | 2017-09-18 20:10 | 院長の休日

スダチたくさん採れました。

今年も自宅の庭のスダチの木にたくさんスダチができました。
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いろんな料理にスダチをかけてます。
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サンマにスダチと醤油ってのが最高ですが、今年はサンマが不漁みたいですね。

by yagiiin | 2017-09-14 19:57 | 院長の休日


小児科八木医院ブログ


by yagiiin

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